
基盤研究室(FRL)では、コンピュータ・サイエンス及びコンピューターサイエンスが変革の鍵となる研究領域を対象とした基礎研究を行っています。これには、計算脳科学、システム・バイオロジー、経済物理学などの分野をはじめとして、次世代の計算機科学などを担う研究も包含されています。
現在、その中核的テーマとして、ロバスト・システムに関する研究が進められています。細胞や脳から経済、人工物までオープンシステムに普遍的に観察されるロバストネスの理解と、それらの知見を基礎にしたロバストな動的適応性を示すシステムの構築法などが、重要なトピックとなっています。基礎研究においては、研究者の個性と志が高水準な研究の原動力であることから各々のテーマや研究者の個性の多様性を受け止める研究環境を備えています。
ここでは、人類の知識の拡大への貢献と、その恩恵としての産業応用という二つの側面において、新たな分野を切り開いていく研究を第一義に考えています。産業的な応用の可能性が高い成果については、ソニー本社への技術移管が行われ、新たな研究分野の構築に繋がると考えられる場合には、CSL内において新しいラボの構築へと発展します。
このようにFRLの運営は、柔軟かつシステマティック、そしてダイナミックであり、自らの手で、歴史を塗り替えていこうという志と強烈な個性を持った研究者のための研究室です。