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Alexis Andreアレクシー アンドレ

21世紀に生きる私達は、膨大な量のデータに囲まれています。インターネットの力により、全世界のあらゆるデータが公開されていく一方、モバイルデバイスの普及によって、ライフログといった形で個人的なデータを自ら作り出すことも簡単になっています。このようにデータの量がどんどん増大していくに従って、私たちが、自分にとって必要性のある情報を発見し、利用しやすい形で提示することはますます困難になってきています。

私は現在すでに使われている方法よりも短時間で簡単に、かつ直感的に情報理解ができる新しいデータの表現法に興味があります。可視化だけではなく、可聴化、そした可触化も視野に入れたマルチモーダルな表現法の研究を行っております。多くの感覚を用いることによって、より多様な情報を効率的に理解することが可能となります。そこはデータマイニングやコンピュータグラフィクス、マンマシンインターフェースの分野が混ざりあう研究分野であり、これを追求することにより、我々人間が生きている世界を新しい視点から眺めることができるようになります。

また、私は情報の表現とは、分かりやすさだけを目的とするのではなく、美的に配慮されたものでなければならないと考えており、アートからデザイン、そして音楽のような分野における創作活動にも関心を持っています。私は、芸術も情報を表現するひとつの手段であると考えています。情報機器の発達は、新たなツールを生み出し、それが芸術そのものに影響を与えていくのです。そうした美的な創作活動を支援する装置、楽器、描画ツール等を提案していくことにより、その芸術領域を広げていきたいと思います。