Transboundary Research
Cybernetic Humanity
「Cybernetic Humanity」のプロジェクトページが公開されました。
「Cybernetic Humanity」は、笠原研究員が提唱する、人とコンピュータが融合することで生み出される“新たな人間性“に着目し、コンピュータ科学と人間科学の両側面からのアプローチを通じて探究を試みる新たな研究領域です。
これまで笠原研究員は人間の存在や能力の根源である知覚に対して、コンピュータ技術を用いて工学的に知覚を拡張・変容させることで実現する知覚をSuperception(Super「超:通常状態を超える、個体を超えた集合体、メタ」+ perception「知覚」を合わせることによって生み出した造語)として提唱し、研究を行ってきました。
この枠をさらに超えた研究領域を「Cybernetic Humanity」として定義し、テクノロジーによる知覚と能力の拡張(Superception)のための研究開発、拡張がもたらす主観性(Subjectivity)の解明と設計、それら拡張技術と主観性が実装された社会像(Society)について探究していきます。
笠原 俊一
Related News
[MEDIA]暦本CSOがポッドキャスト番組「ちょいムズ本、プロが惚れたこの一冊」に出演しました
感覚が個体を形成する ジャッキー・ヒギンズ『人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー』
[MEDIA]古屋リサーチディレクターのインタビューがScience Japanに掲載されました
Brain plasticity opens the future: The challenge of surpassing pianists' limits