塩木 ももこ
Momoko Shioki

Music Excellence Project
私は、ピアノを演奏するにあたり「身体の使い方」が極めて重要だと感じています。自分の思い描く音を生み出すには、体の動きや意識が深く関係していると実感する場面に、これまで何度も立ち会ってきました。
この思いから、音楽家のための研究プロジェクト「ダイナフォーミックス」に参加し、演奏中の身体の動きを計測・分析することで、「身体の使い方」と「音楽表現」のつながりを探っています。
私は、このような研究で得られた知見を、現場で役立つかたちにして届けたいと考えています。その思いから、身体教育プログラムの開発にも関わり、当研究所が主催するピアノアカデミープログラムでは、アシスタントコーチ兼データアナリストとして、受講生の身体の使い方について指導を行っています。現場で実際に演奏家と向き合いながら、どのように身体を使い、望む音に近づけていけるのかを一緒に考える時間は、私にとってとても大切な学びの場です。
これからも探求を続けながら、「どうすれば理想とする音を実現できるのか」「そのために、どのように身体を使えばいいのか」を問い続けたいです。そして、そのプロセスを、音楽を学ぶ多くの方々と共有しながら、演奏の土台づくりを支えていきたいと思っています。