本質的に重要な問題をどのように解決するのか、どのような枠組みを作れば解決へと加速することができるのかがいつも頭の中にあります。そこで、人工知能やロボットの研究をさらに加速させるためには、グランドチャレンジが必要だと考え、「2050年までに、FIFA World Cupのチャンピオンチームに勝利する完全自律型ヒューマノイドロボットのチームを開発する」ことを目標としたRoboCupを立ち上げました。同時に、知能は進化の副産物であると気がつき、生命科学の研究を開始しました。そこで気がついたのは、還元主義的な、遺伝子やたんぱく質中心の研究から、システム志向へのコンセプト転換の必要性でした。そこで、システムバイオロジーという研究分野を提唱しました。システムバイオロジーは、生命科学の重要な手法として定着しましたが、その研究に必要な大量のデータの扱いや極めて複雑なシステムの理解は、人間の知能のみでは十分に対応でき無いことも分かってきました。つまり、システムバイオロジーのさらなる発展には、人工知能駆動サイエンス、または、人工知能による科学的発見を実現する必要があるということです。これは新しい科学の形に発展するかもしれません。

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「自分は何を成し遂げたいのか。 もし人生の中でひとつだけ、人類の未来に貢献できるとしたら それは何か。」 ソニーCSLの研究員に投げかけられるこの問いに対して、研究者一人ひとりがどのように考え、自らの研究に向き合っているのか。 そして、そのような研究者たちが集うソニーコンピュータサイエンス研究所とは、どのような場所なのか。 研究者個人の言葉を通して、その一端をお伝えします。

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Systems Biology
Artificial Intelligence
Robotics
Design
Energy

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